九州産業大学地域共創学部の方々が見学に訪れました 【2023.12/4】
福岡市東区の九州産業大学地域共創学部3年生の方々が、博多織を学びに来校されました。
お二人は九州産業大学地域共創学部観光学科の室岡祐司准教授の指導のもと、「九州の伝統工芸を活用したカフェ展開」をテーマとしたビジネスプラン提案について学んでいらっしゃいます。そのテーマの根底には「九州の伝統工芸を広めていきたい」という思いがあるということです。
(参考HPリンク)
・九州産業大学地域共創学部観光学科ホームページ
https://www.kyusan-u.ac.jp/faculty/chiiki/kanko/
12月4日の午前に合計2人が訪問し、博多織について説明を受けた後、研修生の手織作業を見学しました。
カレッジ3階の工房では、カレッジ研修生が「佐賀錦(さがにしき)」や「総浮(そううけ)」を織るジャカード機の傍で、手織りの動作や織機の動きについて見学しました。
そして、カレッジ1階に設置している織機で、手織を体験していただきました。
体験用の織機には経糸が約4800本が並んでいます。その経糸に交互に緯糸を通していく作業には、リズミカルな両手両足の動きが大切です。
見学後、「博多織の職人が、カフェ等の飲食施設で実際に織りを実演する際のメリットやデメリットはどのようなものがあるでしょうか」等のご質問・ご感想を頂戴しました。
お二人は今回の施設見学を踏まえて、九州観光機構が実施する「九州観光ビジネスプランコンテスト」の本選に「伝統みらいチーム」として出場されました。
今後も伝統工芸における現状や課題、人材育成の状況等について把握を進め、学びを進められるということです。
(参考HPリンク)
ご来訪、ありがとうございました。
博多織デベロップメントカレッジでは、施設見学を受け付けております。
ご希望の際は申込用紙をお送りしますので、お問合せ下さい。
NPO法人博多織デベロップメントカレッジ
2023年12月20日掲載
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